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2011年11月21日 (月)

原発事故366

福島会議の一環で、ナージャ先生と福島大学で「復興カレッジinフクシマ」という講演と対談を行った。
放射能汚染地域であるベトカの森の近くに住んでいる人たちは、無許可でハンティングをして、放射線で汚染されたシカやイノシシを食べている。
密猟になるため、放射線量を測定するところに持っていくことができない。
結局、それを食べて体内被曝するという。

Img_1680 毎時10.5マイクロシーベルト。

福島で、イノシシ12頭からセシウムの汚染が確認されている。
いちばん高い数値では、3221ベクレルだった。
水戸でつかまったイノシシ1頭にも、セシウムが確認された。

イノシシやシカなどはある程度の範囲を動き回る。ときには県境も越える。
野生の動物に関しては、今後、かなり注意しなければならない。
いわき市の沿岸のプランクトンから669ベクレルが検出された。
相馬市のなめこからは4600ベクレル。
森の動物や魚、きのこなど。厳重に注意していく必要がある。

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