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2011年11月28日 (月)

原発事故370

福島市大波地区の米から1キロ当たり630ベクレルのセシウムが検出された。
同地区稲作農家154戸のうち、4戸がすでに地元米穀店などに出荷しているという。

1111203__ 雲のかさをかぶる八ヶ岳

もともと大波地区の米の予備検査と本検査では、28~136ベクレルのセシウムが出ていた。
暫定規定値の500ベクレル以下なので出荷制限がかからなかった。
やはり500ベクレル以下でも公表し、全品検査をするというのが、安全と風評被害を防ぐうえで大事だと思う。
同じ地区の米だからといって、ほかが汚染されているかは検査をしないとわからない。
検査が大事なのだ。

網の目からこぼれないようにするには、全品検査をすることが大事だと思うと以前から述べてきたが、その通りになったように思う。
風評被害が強まるとしたら、残念だ。

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