鎌田劇場へようこそ!(93)
「風にそよぐ草」
待ちに待ったアラン・レネ監督の映画。
才気あふれるレネも89歳。
しかし、あいかわらずナイーブで新鮮だ。
幸せな家庭をもつ紳士が、ある日、一人の女性に心とらわれていく。
人間は人を好きになる。
いくつになっても心が狂うほど人を好きになることがある。
ベストセラー小説の映画化であるが、アラン・レネならではシーンのなかに、人間の心模様が見事に描きだされている。
美しいショットは、まさに映画芸術である。
映画の醍醐味があふれる、すぐれた映画だと思う。
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