世界から感動の声
NHKラジオ短波で11/2、「アハメドくんのいのちのリレー」(集英社)のことが17カ国で世界中に配信された。
エジプトの人からは、こんなコメント。
「この絵本を知って、大きな感銘を受けた。
この出来事が持つ人道的意義は大きな共鳴を呼びます。
平和の機会を求め続ける人は、このメッセージをリレーし続けなければいけません」
「アラビア語班のみなさん、鎌田さん、このような感動的な経験をありがとうございました」というのは、30代の男性リスナー。
ありがたいことである。
赤く色づいた岩次郎小屋の庭
スペイン語で聞いてくれたウルグアイの58歳の男性。
「紛争によって引き起こされた憎しみの感情を乗り越え、人間同士の連帯感を示す貴重な手本を私たちに残してくれました。
絵本にこめられたメッセージもしっかりと伝わったと思います。
簡潔な状況説明のほかに、著者のインタビューもあり、まとまりあるリポートでした。
中立性と客観性を維持した国際放送にふさわしい内容だったと思います」
ケニアやタンザニアのリスナーからは、何通か「絵本が読みたい」という声が寄せられたという。
ロシア語のリスナーからは、
「著者である日本人医師のインタビューも興味深かった。
絵本をつくるのに全力をつくしているのがわかり、それはパレスチナへの精神的な支援になると思います」
ホームページで絵本のイラストも見てくれているのがわかるメッセージもあった。
国内の読者からも、熱いいお手紙をいただいている。
2年後に教科書にしたいという話もきている。
殺された少年の父親イスマイルさんと、少年の心臓の提供をうけたサマハさんが来年、来日すると、もっと世界に大きなニュースを伝えることができる。
2人を日本に招待するために、いま全力で動いているところだ。
朗報を楽しみにしていてください。
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