微生物の力
カリウムとよく似た性質のセシウムを取り込む光合成細菌を利用することで、泥の中のセシウムを9割除去できると、広島国際学院大の佐々木教授が発表している。
セシウムを「食べてくれる」細菌については、このブログでも触れてきた。
実際にはセシウムは細菌に移行するだけで消えるわけではないが、乾燥して焼却すると75分の1になるという。
焼却も500度以下ならばセシウムがガス化しないということで、微生物を使ってセシウムの汚染土の容積を減らすというのも一つの作戦である。
南相馬の柿の木。今年は、念のため、だれも柿をとらない。たわわに実る柿がどこかさびしそうだ。
田中優さんの情報によると、赤城山の溶岩の粉末と銀を混ぜ合わせ、セシウムを減らす研究があるとか。
科学的な説明は必要だろうが、とりあえずいろんなところで魅力的な実験が行われている。
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