原発事故376
あの日から9ヶ月が経った。
いまも深く、そして広い傷をもつ東日本に、
厳しい冬が来ようとしている。
◇
電力労組の政治活動費は年間7.5億円。
この膨大な額の多くが民主党に流れているという。
旧政権は電力会社の会社側からお金が流れ、現政権は労組から流れている。
こんなことで国民を守る政治ができるとはとても思えない。
東電は起こしていけない事故を起こしてしまい、賠償資金を政府から受ける。
これは国民の税金である。
にもかかわらず、労組は原発事故後も脱原発は困ると動き回っている。
東電は社長の清水正孝氏が辞任しただけで、いちばんの実力者である会長の勝俣恒久氏は責任を取っていない。
原子力安全委員長の斑目委員長も、大津波を考慮してすべての安全を考えた設計なんてできないと豪語していた。
しかも、原発事故の収束に向けてきちんと働いたとは思えないが、何の責任もとっていないのがおかしい。
責任をしっかり取らせる体制をとるべきだと思う。
| 固定リンク