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2011年12月24日 (土)

鎌田劇場へようこそ!(96)

宇宙人ポール

これは絶対におすすめの映画。
SF嫌いの鎌田が、このチープな作品に何か人間を感じてしまった。
いかした宇宙人といかれた地球人がドタバタを繰り広げる。
エイリアンがいいんだなあ。

Photo

ダメなヤツが出てくるのがいい。
目が悪くて、ずっと閉じこもっている女の子や、子どものころに宇宙船の話をしたためにみんなから馬鹿にされて仲間はずれにされ、砂漠の中で一人で暮らしているおばあちゃん。
これがエイリアンと遭遇する。

60年前に地球にやってきたエイリアンは、アメリカの秘密施設に拘束され、情報を提供されられていた。
60年ぶりに逃げ出したエイリアンは、ふるさとの宇宙に帰ろうとする。
SF作家とイラストレーターという、どうしようもない2人がエイリアンを帰そうとする。
次から次へと襲ってくる難題を、大笑いしながら、宇宙船を呼び寄せ、エイリアンを逃がすのだ。
キリスト教原理主義者が登場したり、ほかのSF作品をパロったり。
お金をあまりかけられなかったためか、親近感がわいてくる。
SF嫌いでも、大笑いしながら、最後はぐっとくる。
エイリアンがかっこいいことを言うんだなあ。
お正月映画におすすめの一本である。

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