原発事故379
給食基準に40ベクレルという数字が出てきた。
文部科学省がいっているのであるが、何をいいたいのかよくわからない。
基準なのかと思ったら、放射線検査機器の検出限界なのだと言い直している。
中川文科相は、40ベクレルは法的規制値を示したものではなく、機器の基準としつつ、各自治体の判断の目安の参考するといっている。
わざわざそんなことを記者会見までして語ることはないだろう。
スタンドプレーだ。
40ベクレルということに、納得できないお母さんもいると思う。
40ベクレルの根拠を示せていない。
学校給食は、慎重に綿密に安全をはかるべき。
つまらないことで、お母さんのたちの心を疲れさせないでほしい。
給食の基準40ベクレルというのは、どうも放射線検査機器の検出限界ということらしい。
しかし、放射線検査機器は、無理のない使い方で20ベクレルくらいまでは検出できるはず。
機器の性能の問題なら、基本的に「不検出」を目指すというのが、現代の日本を生きるぼくたちが受け入れざるを得ないラインかもしれない。
福島原発事故は、それだけ大きな事故だった。
あとは前を向いていくしかない。
それにしても、変な大臣がいる。困ったものだ。
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