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2011年12月13日 (火)

野菜の力

肉をよく食べる女性(一日80グラム以上)は結腸がんのリスクが高いというデータが発表された。
肉の摂取量が少ない女性に比べて48%も高いという。
男性の場合には牛肉、豚肉、鶏肉すべて合わせて100グラム以上という人は、44%高かった。
野菜を食べることが大事である。

第32回世界健康フォーラムでシンポジウムを行った。
日野原重明先生の100歳を記念したフォーラムである。

そのなかで、京都大学大学院人間環境学研究科の津田教授が、野菜を350グラム以上食べていると、いわゆる悪玉コレステロールのLDLが減るだけでなく、蒸し野菜で食べると酸化LDLが下がることを実験データで示してくれた。
ゆでるのではなく、蒸して温野菜にすると酸化LDLが減るという。
酸化LDLは、フリーラジカルとして暴れ、がんや動脈硬化を起こすといわれている。
肉は少量にしたほうがいいが、たくさんたべるときには温野菜をたっぷり食べるようにしたい。

1112056___2 無水調理ができるビタクラフトのなべで作った温野菜

カスピ海ヨーグルトで有名な家森先生はブラジルの長寿地域を訪ねて、リンゴ茶をたくさん飲む習慣を報告していた。
リンゴの皮のお茶である。
『ちょい太でだいじょうぶ』(集英社)に書いたが、リンゴの皮の直下にポリフェノールがいちばん含まれているので、皮を干してお茶の材料にするというのはとてもいい考えである。
食べる順番も大事。まず野菜をたくさん食べてから、魚や肉も食べるようにしたい。

日野原先生からは、女性が男性より6歳平均寿命が高いのは、エストロゲンという、男には少ない女性ホルモンが長生きのキーポイントの一つであるためという発言があった。
エストロゲンに近い食べ物は、大豆である。
豆腐や納豆、黒豆をほどほどに食べると、長寿につながる。

日野原先生は100歳になられて、ますます元気。
頭の回転も絶好調である。
基本的には粗食だが、夕食には野菜と大きなビフテキも食べる。
栄養をとりすぎず、しかし、しっかりを取ることが大事である。
おなかをすかす時間も、飢餓細胞を強めるために大事なのだろう。

このシンポジウムの模様は、NHKで放送される予定。
放送日時が決まり次第、お知らせしたいと思う。

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