新年に思う
新年を迎えました。
昨年はとても大変な年でした。
まだまだ絶望的な状況にいる人もたくさんいるでしょう。
昨年3月、女川で会った3歳の坊やを亡くしたお母さんは、深い悲しみのなかにいます。
お父さんやお母さん、夫や妻、子どもやきょうだい、大切な人を亡くした人。
みんな苦しいなかで、なんとか息をしています。
絶望のなかにいる、にもかかわらす。
一日一日のなかに、小さな光が差し込むことを願っています。
そして、いつかその光が束になって、希望につながっていくことを願っています。
今年も、ぼくは福島や石巻へ通い続けようと思います。
さっそく25日には3時半から福島市の音楽堂で放射線と健康についてボランティアの講演をします。
そのまま石巻に入って巡回診療をし、雄勝診療所を応援している諏訪中央病院の若い医師たちの労をねぎらい、夜はキャンナスから依頼されたボランティアの講演をする予定です。
園まりさんも一緒にボランティアで入ります。
2月には、イラクとチェルノブイリに行く予定です。
4月には、エジプトに行き、アラブの春を自分の目で見てこようと思っています。
前を向いて、明るく、しっかりと、丁寧に。
1%だれかのために生きていこうと思っています。
今年も応援をよろしくお願いいたします。
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