明日からイラク、チェルノブイリへ
明日19日から、長い旅に出る。
成田を出発し、ウィーン経由でイラクのアルビルに飛ぶ。
アルビルは、JIM-NETの事務局があり、イラクのなかでは最も治安がいいところといわれている。
ここで、バグダッドやバスラのドクターを集め、21、22の両日、カンファランスを行う予定だ。
イラクの白血病の子どもたちの治療成績などについて、ディスカッションしてくる。
信州大学で遺伝子の解析研究をしているリカア先生も同行。
リカア先生も久しぶりにイラクに帰り、研究成果を発表する。
イラクの急性リンパ性白血病や急性骨髄性白血病の子どもの数百例のデータを解析した論文が英文で認められた。
大変高い評価を得ている。
今後のイラクでの白血病治療に大きな貢献をすることになると思う。
ベラルーシの子どもの絵
アルビルでのカンファランスの後は、再びウイーンに出て、そこからベラルーシのミンスクへ渡る。
チェルノブイリ原発事故の担当大臣らに、除染活動や食品の放射線測定を行政がどう取り組んできたか聞いてくるつもりだ。
イラクから直接チェルノブイリに入るという離れ業で、メチャクチャ大変なスケジュールだが、必ずいまの日本にとって役立つ渡航になると思う。
インターネット状況がよければ、このブログで随時、情報を紹介していきたい。
おそらくイラクからは送れると思う。
チェルノブイリからの通信は難しいかもしれないが、事情が許すかぎりチェルノブイリの今をお伝えしていきたい。
お楽しみに!
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