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2012年3月 5日 (月)

原発事故398

福島市は、食品の放射性物質簡易測定器を100台以上購入するという。
とてもいいことである。
最近の放射線量をみると、飯舘村が毎時0.74マイクロシーベルトであるのに、福島市の数値は0.80マイクロシーベルト、南相馬市が0.39マイクロシーベルト、いわき市が0.17マイクロシーベルトと、福島市が非常に高い。
福島市には多くの子どもたちがいる。
ちょっと遅いけれど、食品の放射線検査を強化し、「見える化」をするのはとてもいい。

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一方、厚生労働省の食品のセシウムの新基準案に対して、文部科学省放射線審議会の前会長の、東北大の中村名誉教授が「厳しすぎる」と反対し、反対意見の投稿要請を関係学会の会員らにメールを送っていた。
丹羽放射線審議会会長はまったく知らない間に自分の名前を使われていたという。
現会長は了解していないのに、現会長との連名で出していたという。
こんな強制的なことはするというのは民主主義に反する。
こうやって原子力村というのが出来ていくのである。
玄海原発でもやらせメールがあったり、佐賀県知事があらぬことをほのめかしたり、とてもおかしい。
正々堂々と公明正大になぜできないのだろう。

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