« 毎年の検査が安心に | トップページ | JCFに市民勲章 »

2012年3月 2日 (金)

作物の対策

放射線研究センターでは、放射線汚染された土の改良を研究している。
フッ素やカリウム、カルシウムをまぜて、作物のセシウムの吸収を防ぐ研究をしていた。
これは日本でもかなり参考になるのではないか。

227_051

作物によっては、放射能を吸収しにくいものがある。
豆類は吸収しやすく、トウモロコシは吸収されにくいという傾向がわかった。
赤カブやキャベツ、ジャガイモなど種類にわけて、土壌汚染があっても吸収されにくい作物をつくっていた。
汚染された土壌と付き合ううえで、傾向と対策が立てられている。

227_049

赤い点線は村に住む人たちの体内被曝、青い実線は都市で生活している人たちの体内被曝量。
2002年から村の生活でも体内被曝が少なくなったという。
これはチェルノブイリ情報センターの活躍が大きいかもしれない。
学校では子どもたちに放射線測定をさせ、健診の大切さと放射線から身を守る教育を徹底させている。
そして、子どもたちが親や祖父母に理解を広めている。

|

« 毎年の検査が安心に | トップページ | JCFに市民勲章 »