原発事故410
原発の防災指針にSPEEDI(急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム)は必要ないと内閣府の原子力安全委員会が話している。
100億円もかけて、「お遊び」をするのだろうか。
原子力安全委員会の斑目委員長は2月の国会の事故調でも、計算に一時間かかるSPEEDIがあったら、うまく避難できたというのは誤解だと言っている。
とんでもないことである。
事故直後、正確な実測ができないという限界はあったが、わずかに測れたところの数値、風によって、ある程度の予測はできたはずである。
そして、SPEEDIのデータがもっと有効に活用されていれば、浪江村や飯舘村の人たちをもう少し早く、外に出してあげることはできたはずである。
結果論として、現在の汚染地図とぴったり合っていることことから、SPEEDIを無視する理由がよくわからない。
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