車椅子でのトーク&ライブ
スカイホール豊田での「鎌田實・さだまさし 命のメッセージトーク&ライブ」が無事終わった。
会場は6000人弱のお客さんが入り、熱気に包まれた。
「困難な時代をどう生きるか」
足を折って、困難な状況になったカマタが車椅子にのって話をした。
まさしさんは28億円の借金を抱えて困難な状況になった。
生きるということはみんな困難を抱えている。
その困難をいかに生きるかというのが大事なのだ。
後半は、まさしさんと大笑い対談になった。
その後、2時間近くのまさしさんのコンサート。
最後はアンコールで「風にたつライオン」。
会場は感動、感動、感動。
車椅子は、まさしさんとぼくの兄貴分の原田泰治さんが貸してくれた。
まさしさんは原田泰治美術館の館長をしているが、こういう車椅子が6台あるのだ。
座面のクッションがまるで違い、長時間座っていても疲れにくい。
操作もとても楽だ。
まだ車椅子に慣れていないぼくでも、舞台の上で自由に方向転換できた。
「障害者だって、軽くて、きれいな車椅子にのりたいもんだよ」と原田泰治さん。
なるほどなと思った。
まさしさんもぼくも、原田泰治さんから書を教わった。
筆をプレゼントされて、2人は泰治さんの弟子になった。
家を建てるときも、人とのつきあい方も、大切なことは泰治さんに教えてもらった。
「カマちゃん、不自由な人の気持ちがわかるようになるよ」
アンちゃんの言葉はなかなか重い。
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