がんばらない経済学④
~内需と雇用
世界の政治とお金は密接に関わっている。
日本はアメリカからTPPの参加を突きつけられているが、オバマ政権は大統領選でいい結果を得るために、TPPをまとめあげたいのである。
日本はアメリカと仲良くしながら、アメリカの言いなりにならない土俵際の技が必要である。
アメリカは一次産業の大型農業とソフトウェアなどの三次産業だけが巨大化した。
これでは一般の庶民が働く場が生まれてこないのである。
当然、不満は募っていく。
ウォール街で大きなデモが長く続いたのも、ごく限られた資本家が大金を儲けるために二次産業を空洞化させたことが原因だ。
日本は、一次産業、二次産業、三次産業のバランスをよく、雇用を拡大することによって、内需が広がる。
ぼくたちはいかにも貿易立国と思い込んでいるが、GDPの輸出による黒字額は10%前後。
実際には日本の経済は内需で成り立っているのである。
内需を拡大し、雇用を大きくするような国にしていくことが大事である。
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