原発事故427
関西広域で15%の節電をすることが決められた。
もっと早くからこういう議論をすべきであった。
電力会社はごねていれば、原発を再稼動できると考えていたのであろうが、福島第一原発の事故の総括もされていないときに、再稼動できるというのは甘いと思う。
関電が節電のために新料金を提示するという。
遅きに失しているが、いいことだと思う。
午後1~4時のピーク時間、1キロ時間あたり50円前後の料金にし、オフピーク時間の料金は従来より安く設定するという。
東電の選べる新料金体系でちょっとがっかりしたのは、ピーク時間は高いのに、オフピーク時間があまり安くなっていていないことだ。
ピーク時間とオフピーク時間の料金のメリハリをつけることで、しぜんに節電に向かうはずなのだが。
岩次郎小屋のツツジ
関電でも、節電をしてもらうためのアイデアを出している。
ホームページから節電トライアルを申し込む(6/1から)と、7~9月の合計の電力使用量が、昨年同期と比べて5%削減なら500円、10%削減なら1000円、15%以上削減なら1500円のカードをもらえるという。
グッドアイデアである。
節電を大口の企業や工場に任せていると、日本の経済は悪化していく。
それぞれの家庭でも、節電する工夫が大切だ。
オール電化は電気料が安くなるというふれこみだが、実際には明らかに電力消費量を多くしようとする電力会社の経営戦略である。
今後はオール電化について考え直していく必要がある。
ちなみに、ぼくのうちはオール電化ではない。
電化製品では省エネをする方法もある。
例えば、照明、冷蔵庫、エアコン。
照明は、LEDにすれば、白熱電球の60分の1節電できる。
冷蔵庫は、最近の省エネタイプにすれば10分の1、エアコンも最近の省エネタイプでは圧倒的に消費電力が少ないという。
我が家では、すでに昨年、LEDに交換した。
電力料金が上がるとすれば、エアコンや冷蔵庫を新しい省エネタイプに買い換えるのも方法だ。
消費電力を抑えるので、買い替えのお金も5年くらいでペイできる可能性があるという。
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