原発事故428
ぼくは過激な考え方も、過激な行動もしていない。
ただ、ずっと脱原発を考えてきただけだ。
ドイツが2022年までに脱原発をするが、ドイツにできて日本にできないはずがない。
2020年までの8年という時間があれば、新しいエネルギー計画のもとに経済の成長戦略をはかることができるのではないか。
外国に工場をもっていかずに、できるだけ日本で生産活動を持続していく方法があるのではない。
青々と茂り、夏にはよい木陰をつくってくれる岩次郎小屋の庭の木々
大阪市の橋下市長はあまり好きではないが、この人の感性は鋭いなと思った。
1~3ヶ月の期間限定の原発の再稼動をにおわしたのだ。
もちろん、橋下さんは再稼動を認めていないが、議論としてそういう再稼動のさせ方もあるというのはおもしろい考え方である。
ぼくは原発は停めたままでも夏を乗り切れるのではないかと思っている。
電力会社に揺さぶられるているだけである。
ただし、経済はムードが大事。これが繰り返されるとで経済が悪化し、雇用がさらに冷え込む可能性がある。
これは避けなければならない。
国民も経済界もふくめて、納得が大事なのだ。
電力の需給状態が本当のところはどうなのか、隠し事なくオープンにされるべきだと思う。
原発の再稼動はできないというのがぼくの読みである。
再稼動しなくても、なんとかそれぞれの努力のなかで15%の削減ができるのかどうかを検討していく必要がある。
議論はオープンにしたほうがいい。
政府は「脱原発」を言い続けているわりに、明確にしていない。
まずは明確にゴールを決めなければ、新しいエネルギー計画は動き出さない。
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