原発事故431
あいかわらず原子力ムラが幅をきかせている。
原子力委員会の小委員会が新大綱策定をとりまとめようとしているが、その直前に原子力委員長代理や内閣府の職員が準備をして、日本原燃や高速増殖原型炉もんじゅを運営する日本原子力研究開発機構、電力会社の社員に原案を配布し、その結果、原案が変わったという。
こんなことを許していいのか。
岩次郎小屋の庭に咲く
民主的であること、透明であることが問われているはずなのに、いつも閉鎖的で小汚いことをする。
そうしなければ原発を維持できないのだろうか。
政治優先を主張してきた民主党政府は、こんなことをさせていていいのだろうか。
国民は新政権に民主的な舵取りを期待したはずなのだが、きちんと政治決断をして、原子力委員会委員長に責任を取らせ、もう一度小委員会から議論をすべきである。
こんなまやかしのなかで、核燃料のサイクル事業が継続されてしまうのは納得できない。
いまだに変わらない原子力ムラの体制のなかで、再稼動しても、また同じことが繰り返されるだけである。
断固として政治の力で、こんな体制のまま原発を再稼動させてはいけない。
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