飛んだ!
操縦しているのは望月さん。
隣に乗った指導教官の指示に従いながら、操縦かんを引いたり、左右に旋回したり。
目が不自由と思えない、なかなかうまい操縦だ。

ぼくも後ろに乗せてもらったが、上空からのハワイは最高だ。
「風が違うんだよなあ」と望月さん。
この音、この空気、このにおいは、日本では味わえないという。
しばしの空中散歩の後、無事、着陸。
滑走路から脱輪もせず、ちゃんと着陸できた。
望月さんはハワイは初めてということだが、馬に乗ること、セスナを操縦することという夢が達成できたそうだ。
あきらめないのがいい。
ハワイがクセになりそうと話していた。