がんばらない経済学⑦
~新エネルギーと雇用
大学新卒者の就職率が93.6%と、改善している。
昨年の秋までは内定率が低く心配していた。
先月『ニッポンを幸せにする会社』(集英社)を出したのは、日本の雇用をどう確保するか、書きたかったのである。
高校生の就職率も94.8%とよくなっている。
岩手、宮城、福島の被災三県の就職率も改善している。
まじめに働きたいと思っている若者が働けない社会構造をつくってしまったのは大きな間違いだったと思う。
親に生活力があるうちはいいが、高齢になり生活力がなくなっていくと、親も子も共倒れになる心配がある。
働きたいと思っている若者たちが仕事を得られるような、資本主義社会のあり方を早く見つけるべきだ。
そして、今はエネルギー政策を考え直すとき。
自然エネルギーを開発できれば、雇用を生むことができる。
それまでは生みの苦しみだが、なんとか企業活動を停滞させないで、電力の需給バランスを改善していく必要がある。
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