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2012年6月 4日 (月)

鎌田劇場へようこそ!(110)

「それでも、愛してる」

ジョディ・フォスター久々の監督作品である。
壊れそうな家族のきずなを描いている。
メル・ギブソン演じるうつ病の夫と、アカデミー賞を2度もらったジョディ・フォスターが演じる妻。

映画をみていると、うつ病は本人が苦しいだけでなく、家族も苦しいことがよくわかる。
息子は自分も父親のようにうつ病になるのではないかとおそれ、父親のような行動をしないこと、父親のような性格にならないことを自分に言い聞かせ、父親を避ける。

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日本では今、100万人以上がうつ病といわれている。
病院にかかっていない人もいれると、さらに多いと思われる。
うつ病というほどではないが、うつうつとした気分の人は8人に1人という学者もいる。
つらい病気である。

壊れかかった家族に、ぬいぐるみが奇跡をおこす。
だが、このぬいぐるみが本当の関係を築くのに足をひっぱる。
人間のなかにある心の不思議さがうまく描けている映画である。

壊れそうな夫婦が最後、壊れなくてよかったと思える、ちょっとしゃれた映画である。

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