本日、出発
イスラエル・パレスチナへの旅の準備は着々と進み、ガザ地区に入る許可も取れた。
状況は悪化しているようで、イスラエル側はガザ入りを規制しているようだ。
ぼくの訪問を受け入れてくれるパレスチナ地域やイスラエル地域の準備も進んでいる。
「アハメドくんのいのちのリレー」(集英社)を作ったとき、自分のお金をいくら使ってでもイスラエルとパレスチナのお母さんと子どもに読んでもらおうと、夢のようなことを思っていた。
UNRWA(国連パレスチナ難民救済事業機関)の方々の支援で、その夢がかなおうとしている。
とてもうれしいことだが、まだ、ぼく個人の夢でしかない。
しかし、この絵本をきっかけに、平和へと前進すれば、世界が待っていた奇跡になる。
何代にもわたるアメリカ大統領や力をもった人たちが、この地域に奇跡をもたらそうとしてきたが、うまくいかなかった。
一冊の絵本のもつ力は微力だが、もしかしたら、お母さんや子どもたちに長く読み継がれていくことで、何かが変わるかもしれない。
絵本を読んだ子どもが大人になり、「もう戦争はしたくない」と言いはじめる可能性だってある。
すぐには答えは出ないが、10年くらい経ったとき、あのときの絵本が平和へと流れを変える一石になったといわれるようになれば、こんなにうれしいことはない。
そんな大きな夢を抱えながら、イスラエル・パレスチナへ行ってくる。
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