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2012年6月28日 (木)

お知らせ

今発売中の週刊朝日で、「フクシマ母子の真実」と題して、南相馬市立総合病院の坪倉先生と鎌田が対談をしている。
また、南相馬市立総合病院と、ひらた中央病院がもつ財団・震災復興支援放射能安全研究所の両方あわせて3万例の体内被曝の調査結果をオープンにした。

この研究所は今月、公益財団の認可が下りた。
福島の子どもたちの体内被曝の無料検査が評価されたようだ。
ぼくはこの財団の名誉理事長になると同時に、月に1回、坪倉先生がセシウムの検出された子の母さんに、事後指導をお願いするようになった。
しっかりと検査をし、なおかつ、不安に陥らないように生活の注意点や、注意すれば改善することを丁寧に説明することが大事なことである。
ちなみに、体内被曝の検査は南相馬市立総合病院は南相馬の人が中心だが、ひらた中央病院のほうは福島県のみならず希望があれば順番に受けられる。

Photo

坪倉先生はまだ30代前半と若い医師だが、体内被曝の測定をした後の説明がとても丁寧である。
今まで福島県がやっている甲状腺健診などは、「のう胞があるが異常なし」などと簡単な説明をするだけだ。
これだけでは一般の人にはわかりにくいし、「のう胞がある」というだけで心配になる。
コールセンターに質問しても、紋切り型の説明しかないという。
これでは、せっかく検査を受けても、かえって不安をあおってしまうのである。
そこへいくと、坪倉先生の仕事はリスクコミュニケーターとしても、医師としても、評価すべきだ。

坪倉先生は6/14に開かれた、環境省の原子力被災者等の健康についてのコミュニケーションにかかる有識者懇談会のメンバーにもなった。
福島の一般市民・当事者や、原子力に対して厳しい考えをもっている専門家も選ばれているようだ。
会議はオープンにされ、動画でも見れるようになっている。
とてもいいことだ。
こういう会議で議論して決めたことならば、国民も納得しやすいのではないか。

週刊朝日、ぜひ、お読みください。

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