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2012年6月28日 (木)

「アハメドくん」の旅⑥~ジェリコの保健所へ

UNRWAには138の保健所があるが、その一つ、ジェリコの保健所に絵本をプレゼントしてきた。

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Dsc_0064 UNRWAジェリコ保健所を訪問

この保健所では、医師一人で一日約80人を診察するという。
小児科や産科、高血圧などの慢性疾患も診ている。
訪問診療も行っている。
病院や難民キャンプの公民館のようなところで講演会も行っているという。
なんとなく取り組みが諏訪中央病院に似ている。
後日、プレゼントした絵本の感想を聞きかせてもらいに、この診療所を訪ねることになった。

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Dsc_0078 UNRWAジェリコ保健所のDr.アハメドさんに絵本を渡す

このジェリコのまちには、日本の寄付で病院が建てられていた。
大都市から離れているため、専門能力が高い医師は敬遠してやってこない。
病院の評価はいまは下がっているという。
日本のODAで、病院を立てて立派な機器を入れても、それを活用する人材が乏しく、機器や機能が十分に働いていないことが多い。
ジェリコのドクターは、言いにくそうに説明してくれた。

この旅では、「アハメドくんのいのちのリレー」をパレスチナ人にも、イスラエル人にも配っている。
彼らとこの絵本の感想を語り合うことで、平和への糸口をみつけたい。

Dsc_0155 遠藤由美さんにつくってもらったアハメドくんのイラストをパッチワークしたトートバッグ。これに絵本を入れて、配っている

すでにエルサレムの町の小さなしゃれた本屋さんに置いてもらい、本屋さんや本の好きな人に読んでもらい、意見を聞かせてもらうことになっている。

ラマーラという都市で、20人ほどとディスカッションする機会も得た。
パレスチナ人たちのおさまらない怒りをゆっくりと聞く必要があると思う。

キリスト生誕の地とされているベツレヘムでも絵本を配り、話し合いをする。
イスラエルのハイファやテルアビブに行き、イスラエル側の人たちにも絵本を配る予定である。

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