「不動の湯」閉湯
千人風呂プロジェクトとして昨年4月6日にスタートした、石巻の永巌寺の不動の湯が本日7月9日、いよいよ幕を閉じる。
ルビナ中部工業が中心になって、ディーゼル発電機、大型ボイラー、ポンプ、ビニールプールなどを用意してくれた。
当初は、ピースボートのボランティアや松本の神宮寺の高橋和尚らが応援してきたが、その後、地元の中央正和会がコミュニティスペースとして運営を続けてきた。
お風呂の横にあったコミュニティスペースは、町内の元ふとん屋さんの空き店舗に移り、これからもみんなでお茶を飲んだり、おしゃべりをしたりする場所としてうけつがれていく。
そこで、ときにはライブもやろうという考えもあるようだ。
ひと区切りを迎えるに当たり、これまでたくさんの方々に応援していただいたことに感謝します。
しかし、形は変わっても、支援は続いている。
JIM-NETのスタッフであった熊さんは、今も涌谷町の町民医療センターの研修室をお借りして寝泊りさせてもらいながら、被災地のために支援活動を続けている。
JIM-NETの川添圭子さんも、一年間、石巻で活動してきたが、この4月から石巻にアパートを借り、看護師としての支援活動を継続している。
川添さんは、「被災地はこれからが勝負。これからどうしようという声が増えています。私は今後も被災地で生きていこうと思います」と述べている。
熊さんと川添さんらの地域に密着した支援には頭が下がる思いだ。
石巻に行くことがあれば、商店街の中央正和会のコミュニティスペースに顔を出してください。
熊さんとの川添看護師にぜひ、あたたかな応援をお願いいたします。
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