「アハメドくん」の旅⑬~分離壁
イスラエルとパレスチナはお互いに憎しみが深く、相手を理解することは容易ではない。
それでもあきらめず、イスラエル人とパレスチナ人が一緒のまちで生きるための挑戦をしたり、協力し合いながら農園ではたらく人たちもいる。
イスラエル人とパレスチナ人がオーケストラを組んで演奏会をしたこともあった。
ピースボートでは、パレスチナとイスラエルの若者がそれぞれ20人、一緒に船旅を楽しみ、交流を深めたこともある。
できるだけのことをしよう、お互い心の傷を理解しあおうという試みが行われている。
パレスチナ側に侵略するような形で入り込んでいるイスラエル人の高級住宅地
しかし、そこから先に進まない。
「まず、相手の不正義をただし、相手が反省しないかぎり、本当の理解はない」とつっぱねる人がでてくる。
たしかに、イスラエル側は分離壁をつくりながら、パレスチナ人が住んでいる西岸地区に入植している。この分離壁をこわし、お互いに話し合いができる状況にもっていかなければならない。
エジプトでは、改革派でイスラム主義の大統領が当選した。
イスラエル側としてはたぶん、納得できないだろうと思う。
イスラエル側が、やけのやんぱちになって、ガザ攻撃をしないようにしなければならない。
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