今週末は福島へ
忙しい生活が戻ってきた。
朝4時半に起きると、岩次郎さんにコーヒーをあげ、一日がはじまる。
20日には、南相馬に行き、絆診療所で健康講演会をすることになった。
遠藤先生が、被災地の人に請われて仮設商店街に開いた診療所である。
ソロバンをはじいたらとても割の合わない仕事だ。
にもかかわらず、彼は被災地の人たちのために一肌脱いだ。
その遠藤先生をぼくも応援しようと思っている。
講演の後は、子どもをもつお母さんたちが「子どもが外遊びをしていいか」という不安をもっているというので、遠藤先生と、南相馬の医師会長の高橋亨平先生と鎌田の3人でシンポジウムをする予定。
「ふくしま・うた語り」に収録されている「神隠しされたまち」の詩人、若松丈太郎先生にもお会いしてくる。
横山さんは津波で家を流されたつらい体験をしているが、ぼくが福島に行くと、ぼくにごちそうしようと手ぐすねひいて待っている。
おそらく、横山さんの新しい家に泊めてもらうことになると思う。
いろんな人に泊まっていけと言っていただけるのは、もうひとつのふるさとができたようでうれしいかぎりだ。
21日は玉川村の「たまかわ文化体育館」で、おトキさんこと加藤登紀子さんと、コンサートと講演会をする。http://www.vill.hirata.fukushima.jp/news/kokoro2012/view
この地域の方々を2人で元気づけたいと思っている。
22日は東京都練馬区のちひろ美術館で命の講演。
いわさきちひろさんの絵は、黒柳徹子さんとの共著「ずっとやくそく」(単行本=ソフトバンククリエイティブ、文庫本=新潮文庫)にたくさん絵を貸していただいた。
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