諏訪湖の花火
8月15日は、諏訪湖の湖上祭。
この日は毎年、NHKラジオで、若者と平和を語るという生番組をおこなってきた。
昨年は福島市から若者たちと震災のことを語りあった。
そんなことで、8月15日の夜は仕事をしていることが多く、ずっと諏訪湖の花火を見られなかった。
今年は、原田泰治さんの桟敷席をもらって、家族で花火を堪能した。
10年ぶりである。
緩和ケア病棟の患者さんも、花火が見える一室を借りて、ご家族とともに過ごしていた。
その応援もかねて顔を出したのだ。
ご本人は寝ながらだが花火を見て、とても喜ばれた様子。
ご家族もうれしそうだった。
人の命には限りがある。
花火は、最後に美しい花を咲かせて、暗い夜空をパッと照らす。
諏訪湖は盆地であるため、音がこもって迫力がある。
体に響くその音を聞きながら、美しい花火に、行く夏をおしんだ。
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