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2012年8月19日 (日)

雪恋しい

メール友だちで旅仲間の大橋美智子さんからすてきな絵手紙が来た。

大橋さんは、転倒して頚椎損傷をおこし、両手足の力を失った。
その後、懸命なリハビリで少しずつ回復に向かい、訪問リハビリの先生たちからパソコンを習い、メールをするようになった。
機能訓練の一環で絵手紙もかくようになった。

これまでハワイでの「ドリームフェスティバル」などでごいっしょしたことがある。
9月24~26日にあるドリームフェスティバル インふくしま3日にも参加されるということだ。

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その大橋さんからの絵手紙には、
「祝快気 板がきて 雪恋しいカマタ先生」
とある。

そうなのだ。
スキーで転んで骨折したときから、手術をして朦朧とした状態のなかで、「新しい板を買うから準備するように」と娘に言いつけた。
娘の夫はスキー大好きで、ぼくに合う、ぼくの好みの板をすぐに注文した。
まだ夏だが、次のシーズンのための板が来た。

ぼくは失敗したときに、失敗をのみこみ、落ち込まないようにして生きてきた。
家族は、ぼくの生き方がわかっている。
だから、ぼくが必ずまたスキーをはじめると予想していたようだ。

整形外科の主治医も、おそらくぼくがスキーをはじめると予想していたようで、スキーをはじめる前にプレートをぬいたほうがいいと説明があった。
足首に無理な圧がかかると、ボルトでとまっているところが折れる可能性があるという。
となると、冬になる前に、プレートとボルトをぬく手術をうけなければならない。
そうまでして64歳の男がスキーにこだわるのは、不思議かもしれないが、これが鎌田流の生き方なのだ。
ただ、忙しくて再手術の日を空けることができないのが頭痛のたねである。

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