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2012年10月31日 (水)

がんばらない経済学⑫

日本の男女の平等性は101位と発表された。
先進国のなかでもっとも悪いグループの一つである。
女性の社会進出、たとえば政治家や大臣の数などは先進国とは思えない。
大学教授や経営者に女性が占める数も少ない。

この前、日本で開催されたIMF総会で、ラガルド専務理事はこう言った。
日本は、女性の労働参加率を現在の62%から70%にすれば、GDPを0.25ポイント引き上げる効果がある、と。
安定した職がない若者(ニート)が160万人いるという推計もある。
女性だけでなく、こういう人たちに仕事がまんべんなくいきわたるようになれば、内需は拡大していく。

Img_7383 紅葉がはじまった岩次郎小屋の庭

あるシンクタンクでは、日本が毎年1%の経済成長を続けていくには、10万人の身を切る必要があるとし、外国人労働者を正式に認めていくこととしている。
外国人労働者を正式に認めることに関して、ぼくは反対ではないが、その前にすべきことがある。
2030年以降、日本はマイナス成長になると予測されているが、子どもを増やせるような環境づくりをすることと、働きたくても働けない若者たちや高齢者に雇用を用意すること、そして、女性の社会進出をすすめることである。

日本のGDPそのものはこれから下がっていくだろうが、日本全体のGDPよりも、一人あたりの収入を多くするような政策をとる必要がある。
非正規雇用の人たちの収入が安定し、一人あたりの収入が下がらないようにしたり、外国に工場をもっていくのではなく、国内で雇用を広げることが大事である。
そのほうが、いい製品ができるし、個人の収入が増えれば、経済が活気付く。
資本主義の循環を生み出す。
発想の転換が必要だと思う。

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