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2012年10月24日 (水)

がんばらない経済学⑩

中国との“冷戦”はしばらく続きそうである。

中国は失業率が高く、大学を卒業しても企業に就職できず、不満が鬱積している。
反日デモはそんな不満のなかで共産党が許すわずかなデモが、暴れ出してしまったのである。
反日デモの実際は、半分が反日、半分が仕事のないつらさであり、政府に向いた刃だったのだと思う。

67万人の中国人が日本で生活している。
この67万人を日本人は大事にしてきたではないか。
日本人が中国人に石を投げたなんて話は聞いたことがない。

Img_2315 赤く染まりはじめた、岩次郎小屋のドウダンツツジ

ヨーロッパ経済が不調になったと同時に、各国の中国への投資もおさまった。
そのなかで今年8月まで、日本だけが投資を16%増加してきた。
日系企業では1000万人の中国人を雇用している。

日本が中国に2.5兆円の援助をしてきたなんて、中国人はあまり知らないだろう。
日本政府も、甘いお金の使い方をして、きちんと中国に伝えてこなかった。

日本は決して外需のみに頼っている国ではない。
その外需のうちの、中国は約2割。
中国が大人になっていくならば仲よくしていくべきであるが、いつまでも子どもっぽいことをしつづけるならば、中国に資本投下をやめ、ミャンマーやベトナムなどのアジアへ工場を移していけばいいだけの話である。

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