原発事故523
野田さんは「決める政治」と言い続けているが、大事なことは何も決めていない。
消費税をあげただけだ。
この国の社会保障の体系をきちんとつくり、国民に安心を与える。
そのためにしかたなく消費税をあげることに賛成したのに、社会保障の議論がまったく進んでいないのは、公約違反だ。
高速増殖炉もんじゅはまったく動いていないのに、すでに1兆円もつぎ込まれている。
野田さんの決めることができる時間はわずか。
もっと日本の将来に向かって、整理すべきは整理したほうがいいのではないか。
日本の教育やエネルギー政策など、きちんと議論し、国民のコンセンサスを得るべきである。
2030年代に原発ゼロを目標にしているならば、もっと具体的に脱原発の制度をつくり、原発のあるまちには原発を止めるための研究をすることに交付税を出すなど、具体的な発想が必要だと思う。
政治は夢を示すと同時に、具体的な提案が必要である。
野田さん、しっかりしてほしいなあ。
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