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最近、京都に行くと、よく泊まるホテルがある。デザイナーズホテルの一つだと思うが、名前はいわない。
幻想的で、ここにいると原稿が不思議にはかどる。村上春樹の昔の小説に、異次元につながるホテルが登場するが、そんな感じがする。もちろん、一人で泊まっている。
夜などは、不気味で、こわい。こわいけれど、おもしろい。窓が少ない。そのくせ、小さな窓から光が入り、なんだか寝つけない。いつも12時ごろには寝てしまうが、2時ごろまで起きてしまう。
お茶を飲むところ、食事をするところはとてもモダンだが、やっぱり空気があやしい。いま、この変なホテルにはまっている。名前は、いわない。
鎌田實 2012年11月19日 (月) 18時00分 | 固定リンク Tweet