鎌田流・健康レシピ⑩~発達障害とオキシトシン
オキシトシンという幸せホルモンのことを調べている。
オキシトシンスプレーを使うと、広汎性発達障害の子が相手の表情や考えを少し理解できるようになるという研究がある。
発達障害の発生率にはいろいろな説があり、5%とも、8%ともいわれ、10%という人もいる。
発達障害にはいろいろなタイプがあるが、彼らが抱える「生きにくさ」を周囲から理解されないために苦しんでいるケースが多い。
2011年には発達障害者支援センターに相談にきた件数は、2万1242人という。
知的な遅れがある人もいるが、知的障害がない高機能の人はかえって、周囲から障害がわかりにくい。
ずば抜けた記憶力を持っていたり、創造的な仕事ができるのに、人づきあいがうまくできず、職場でも困った人と扱われていることが多い。
八ヶ岳の裾野に朝日が昇る。「きれだなあ」と感動すると、幸せホルモンのセロトニンが分泌される
アスペルガー症候群の人でも精神障害者手帳を取得して、障害者雇用枠で仕事に就くことができる。
だが、障害者雇用枠で雇用されると、一定の配慮はされるが、昇進や給与、待遇に差がついてしまうことがある。
障害者手帳があるなしにかかわらず、周囲が理解し、本人も自分の能力を発揮しながら、社会のなかでうまく生きられるようになればいいと思う。
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