地域とつながる学校
母校・和田小学校が80周年ということで、記念講演をした。
地域に開かれていて、地域の人が小学校を見学したり、音楽会を聞いたり、ぼくの講演をきいたり。
副校長みずから、得意なヤキソバをつくり、地域の人にふるまっていた。
とても人気のある小学校と聞いた。
ぼくらの時代は子どもの数が多く、成績はあまりよくなかった。
今では成績もよくなり、地域の人たちとのつながりも密になっている。
ぼくがNHKの「ようこそ先輩」という番組で和田小学校を訪ねてから、小学校ではカマタ先輩を応援しようということで、エコキャップを集める運動がはじまった。
100万個を目標にして、250万個集まったようだ。
そのほか、バザーなどもして、JIM-NETを通して、東北の子どもを支援してくれている。
ありがたいことだ。
懐かしい人たちにも再会した。
昔、しょっちゅうご飯を食べさせてもらっていた竹屋さんは酒屋さんで、今はコンビになったが、そのご主人も来てくださった。
ぼくの同級生のしんちゃんの、90歳を超えたお母さんも来てくれた。
いろんなところから声がかかる。
下町のような雰囲気だ。
50年ぶりに満月というおそば屋にも行った。
畳屋の市川君が、同級生の女の子にも声をかけてくれ、8人集まった。
「カマタ君は、シャイだけど、ませていた」と言われ、たしかにそうだったかもしれないと思った。
ちょうどぼくたちは50年前にここを卒業した。
この小学校に育ててもらった。
感謝がこみあげてきた。
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