仮設での介護
南三陸の老人保健施設を訪ねた。
ここで、震災直後、原村でカナディアンファームをやっている友だちのハセヤンが炊き出しをしたという。
ハセヤンは、なかなかやる。
ハセヤンが得意の大工仕事で建てた漁師さんの作業小屋は今もある。
この小屋のおかげで、漁にでる決意ができたという漁師さんもいるそうだ。
往診にいくと、89歳のおばあちゃんが入浴サービスを受けていた。
3人のスタッフにかこまれて、とてもしあわせそう。
要介護5で、お嫁さんが介護している。
仮設住宅暮らしだ。
お嫁さんは津波で娘さんを亡くした。
娘さんの夫が、2人の子どもを必死に育てている。
おばあちゃんの介護は納得しているので、どんなことがあってもやり続けるが、子ども2人を残して亡くなった娘が不憫で・・・と泣く。
家をさらわれ、娘を亡くした悲しみはとても大きい。
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