大王製紙の工場見学
がんばらない介護生活を考えるうえで、排泄の問題はとても大事だと思っている。
いいおむつをつくるために、おむつアテントの開発にもアドバイスをしてきた。
アテントのテープ式のおむつは、ナンバーワンになりつつあるとか。
パンツ式のおむつも、だいぶ伸びてきた。
その大王製紙の三島工場を見てきた。
東京ドーム43個分という広大な広さである。
環境保護が徹底している。
チリに、東京23区に匹敵するうような広さの山をもち、ユーカリの木を植林している。
そして、10年ごとに伐採してチップにして、紙の原料としている。
原料は植林を繰り返しすることで調達するため、天然林は伐採しないという。
50万キロワットの自家発電装置をもっていて、ほとんど電力は買わないというのも注目だ。
主に石炭を燃やしているが、リグニンという木の油などを利用して燃やしたり、廃材を利用することもあるという。
CO2の排出問題も、対90年比30%削減を達成したという。
古紙の再生なども徹底されているという。
もちろん、大量に使う水も、工場内で浄化している。
福島の子どもたちの支援にも理解がある。
大王製紙からは、JCFやJIM-NETに毎年、約300万円の寄付をいただき、福島の子どもたちを守る活動を応援してもらっている。
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