マサイとキリン
ンゴロンゴロのクレーターから遅い日の出が始まった。
アフリカでも、朝4時半に起きている。
6時10分くらいまで真っ暗だ。
一気にクレーターに光が入り、湖が輝きだした。
クレーターの淵には、マサイの村が作られている。
クレーターの淵や中には、マサイ以外は車から下りてはいけないことになっている。
遊牧をしながら、移動していくマサイだけが、特別にクレーターの近所に村をつくることを許可されている。
マサイが走っていた。
実にかっこいい。
彼らは、割礼が済むと、一日100キロ走るような訓練を受け、戦士になっていくという。
女、子どもは水汲みや牛を連れて草を食べさせにいく。
ロバに水瓶を積んで、15キロ、水を運ぶという。
そのマサイたちの生活の場に、傘の木の葉っぱを食べに来たキリンが悠々と歩いている。
マサイは走り、キリンは、ポレポレとゆっくり、ゆくっり、がんばらない歩き方をしていた。
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