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2013年2月25日 (月)

鎌田實の一日一冊(163)

「資本主義の「終わりの始まり」-ギリシャ、イタリアで起きていること」(藤原章生著、新潮選書1365円)

この作家に、思い出の食事についてインタビューを受けたことがある。
取材されながら、ユニークな人だと思っていた。

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西洋の限界と南の思想という視点で、資本主義の次の形を探求している。
しかも、テオ・アンゲロブロスという映画監督の作品や、ギリシャやイタリアでおきていることを通しながら、世界がどう変わっていくのか語っている。
ものすごく興味深い本である。

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