続・非暴力トレーニング
公立学校の調査で、体罰を理由に処分を受けた教師113人が再び体罰で処分を受けている、ということが読売新聞の調査でわかった。
処分をした後、きちんとした指導が行われていないのだ。
非暴力トレーニングが必要である。
諏訪中央病院看護専門学校の校長をしていたころ、看る側と看られる側に明らかに力の差がでることをおそれ、看護学生に、一日、非暴力トレーナーのアキユキオさんを招いて講義をしてもらったことがある。
体の暴力だけでなく、言葉の暴力、しぐさから威圧感、顔つき一つで患者さんを傷つけている可能性があること、などを教えてもらった。
アキユキオさんは、アメリカで何年も非暴力トレーニングの研修を積んできた。
非暴力という存在、つまり、いるだけでほっとする、人を威圧しない、そういうたたずまいというものを、学校の先生たちも学んだらいいと思う。
体罰で処分を受けた先生たちは、意識改革が必要だ。
意識は、一回や二回、校長や教育委員会から注意されただけではなかなか変えられない。
プロの非暴力トレーナーにきちんと指導を受けるべきだと思う。
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