進化する「ほろ酔い勉強会」
3月13日午後2時から、諏訪中央病院研修センター3階で、ほろ酔い勉強会が開催される。
テーマは「生活習慣病に負けない生き方」。
同時に、産婦人科部長の青山和史医師から「赤ちゃんにやさしい病院をめざして」という話がある。
参加は無料。
わかりやすい医療の話を聞けるチャンス。
ぜひ、ご参加ください。
「ほろ酔い勉強会」は、いま208回。諏訪中央病院を支えてきた健康教育だ。
これを、さらに発展的に大改革をしようと、若手医師たちが考えている。
2013年5月から、今まで通りの勉強会に加えて、年2回、「ほろ酔いカフェ」というものをやってみようと計画中だ。
ほろ酔いカフェでは、ファシリテーターをおいて、参加者たちが自由に討論する形をとる。
たとえば、健康づくりや認知症のテーマで、専門家が大切な話を30分ほどしたあと、参加者たちで1時間半ほど、「健康で長生きするためにどうしたらいいか」「自分が認知症になったらどんなケアを受けたいか」「親が認知症になったときに病院にどうしてもらいたいか」・・・など議論していく。
「コミュニティーカフェ」とか「ワールドカフェ」とか、世界的に広がりつつある新しいコミュニケーションツールを使って、ほろ酔い勉強会を刷新しようというものだ。
実は、前の院長の今井澄さんとぼくで、「車座講演会」というのをしたことがある。
ほろ酔いカフェはこれに近い感じがする。
また、茅野市には雪の季節、お年寄りたちが「穴倉」という小屋でわらじなどをつくりながら、お茶会や勉強をしたりした歴史もある。
温故知新である。
NHK総合の「総合診療医ドクターG」に、諏訪中央病院の研修医が4人ほど出演している。
このテレビ番組などを利用しながら、どの科に受診したらいいかわからない一般の市民に、こんな症状があるときにはこの科がいいでしょうという話や、総合診療医の診断能力のすごさなどを知ってもらえるような、新しいスタイルにチャレンジするようだ。
地域の人の健康をサポートする「ほろ酔い勉強会」と、今後の「ほろ酔いカフェ」にご期待ください。
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