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2013年2月21日 (木)

自閉症と免疫細胞

発達障害の子どもは、小中学生では6.5%いると考えられている。
10年前は6.3%だった。

そのうちの自閉症は、相手の気持ちや表情を読んだり、自分の気持ちを伝えることがとても苦手。
育て方や環境ではなく、脳神経伝達物質の異常が関係しているのではないかといわれるようになってきた。

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浜松医大の研究チームは、自閉症の人は、脳の免疫細胞が過剰に活動していると発表した。
自閉症の人の脳の働きを特殊なPETで観察すると、脳内の損傷、修復を担うミクログリアという免疫細胞が活発になっていることがわかったという。

免疫は、高ければいいというわけではない。
自己免疫疾患のように自分の細胞同士でアレルギー反応をおこして、膠原病などをひきおこすこともある。
免疫はほどほどの働きが大事である。

自閉症の原因がミクログリアだけと断定できれば、この機能を少し抑えることで予防などが可能になるかもしれない。

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