がんばらない経済学⑮
~アベノミクス
製造業に従事する人の人口が1000万人となった。
1992年に1600万人だったので、600万人の雇用が消失したことになる。
雇用が減れば当然、働けない人や非正規雇用の人が増え、消費に影響する。
悪循環である。
ぼくたちの国は外需だけでは生きてない。
内需も大事である。
内需を喚起するためには、雇用が満たされていて、それなりに収入を得ている人たちが消費するというのが経済の大原則。
だが、小泉改革で非正規社員が増えた結果が、今に影響している。
かつて企業の内部留保資金は200兆円といわれたが、現在では300兆円を超えた。
さらに今回の円安で、企業の収益は一気に加速する。
この300兆円を今とりくずすべきである。このタイミングが大事だ。
雇用を増やし、新しく雇った人たちにボーナスなどで大盤振る舞いをして、内部留保資金の半分150兆円を使う。
これで一気にデフレから脱却できると思う。
成熟社会をつくるためには、きちんと収入を得、消費できるようにすることが大事だ。
企業は、給料を上げるのが怖いかもしれないが、円安を利用して、春に特別ボーナスを出せばいいと思う。
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