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2013年3月29日 (金)

卒業生の言葉

諏訪中央病院看護専門学校の卒業生たちから、大切な言葉をもらった。

「超多忙な鎌田先生の授業を受けられたことは、私の誇りです。それ以上に、授業で教えていただいた哲学について考えることができました。哲学のあるナースになれたらなと思っております」

「私の知らない話をしていただき、鎌田先生のおかげでがんばれました。ありがとう」

「鎌田先生がテストに書いてくれたメッセージ、一人暮らしの部屋にこれからも飾っておきます。先生ありがとう」

ぼくはテストの答案に、点数だけでなく、一人ひとりへのメッセージを筆で書き添えている。
だから、テストの採点は、一人ひとりの顔を思い浮かべながら書くのでとても大変だ。

1303212__ 雪がとけ、春めいてきた諏訪中央病院の庭

「先生の考え方は、とても勉強になります。“人生は波”という言葉は胸に強く残っています。つらいときも波と思って乗り越えたいです」

「3年間ありがとうございました。鎌田先生の授業はとても心にのこる言葉の数々で、今でも心にのこっています。また国家試験前には激励に来てくださりありがとうございました。ますますやる気がでました」

「私は鎌田先生の本を読み、この学校に入りました。あこがれの看護を、あこがれの学校で学べた私は幸せものです」

「文化祭のときには大変お世話になりました。ありがとうございました」

文化祭のときには、いつもバザーに品物を出して応援している。
バザーの売り上げはここ数年、ぼくたちのNPOを通して、東北の子どもの支援に使われるようになった。こちらこそ学生たちにお礼を言いたい。

この学年は「勇気」についてこだわって授業をしてきた。
毎年「人を支えること」とか、「生きるとは」とか、ぼくなりに毎年、モデルチェンジをしながら全力投球で看護哲学を教えている。
哲学のある看護師になってもらいたいと思うと同時に、どんな人生にも負けない人間になってもらいたいと思う。
すぐれた技術とあたたかな心をもち、人生の途中で燃え尽きたりしないでほしい。

看護師人生のいいスタートになることを祈っている。

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