JIM-NETでは、石巻の服をシリア難民に届ける~絆ぐるぐるプロジェクト~に取り組んでいます。
このプロジェクトは、東日本大震災で被災した石巻に集まり、供給過多でいま保管されたままになっている衣類を、シリア難民に届けるというもの。
被災者から、避難民へ、絆をぐるぐるつなげようというものです。
現在、衣類の輸送費のための資金を募っています。
ぜひ、皆様のご協力をお願いいたします。
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石巻の服をシリア難民に届ける
~絆ぐるぐるプロジェクト~
https://readyfor.jp/projects/guruguru
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この「絆ぐるぐるプロジェクト」は、クラウドファンディングのREADYFORを通じて、資金を募っています。
一緒に服を運ぶお手伝いをしてくれませんか?
※まもなく目標の30万円に達しますが、30万円は2回分の輸送費なので、資金が多く集まれば、その分たくさん送ることができます。輸送費支援のご協力よろしくお願い致します!
先月3月11日で、東日本大震災から2年が経ちました。
また、シリア内戦が始まってからも2年が経ちました。
2013年4月8日現在、130万人以上のシリア人が近隣諸国に避難しており、毎日シリアから逃れてくる難民の数は8000人を超えます。
ヨルダンは多くのシリア難民を抱え、その数は41万人以上とされています。
イラクへも、12万人以上の難民が避難してきています。(UNHCR, 2013.4.8)
日本から送られた衣類を体にあてる女の子
JIM-NETはこれまでに、イラクやヨルダンに逃れたシリア難民の支援を行ってきました。
イラクでは、妊産婦の健診支援を実施しています。
ヨルダンでは、アーキラ病院を通じた出産サポートを行っています。
また、冬にユニクロの衣類など防寒具を配布しました。
そんな中、JIM-NETが東北地方で活動してきた繋がりで知り合った石巻の地元の人から、緊急支援で届けられ現在は供給過多で保管状態にある衣類を、シリア難民に届けられないかという申し出がありました。
ボランティアの方が衣類を仕分けし、緑色の袋や箱に詰めている
現在でも石巻は、人手不足のため復興がなかなか進んでいない状況です。
そのような状況下でも、シリア難民を気にかけ衣類を届けたい、という住民の方の思いをつなげたいと思います。
こういった背景で立ち上がった「絆ぐるぐるプロジェクト」は、石巻に残っている緊急支援物資の衣類をシリア難民に届けるプロジェクトであり、現在その輸送費を募っております。
東北支援で寄せられた「絆」を、日本国内だけでなく、地球上でぐるぐると繋げませんか。