一本の木の物語
一本の木はいつも僕の心を揺さぶる。
ケニア南西部、ビクトリア湖と大地溝帯の間に位置する、マサイ•マラ国立保護区で見た一本の木は魅力に溢れていた。
マサイ族の人に聞くと、マサイマラのマラは、ぽつんぽつんと立っている木がある地域という意味。
なぜ、一本の木が生えるか。
分裂気質の木があるんじゃないか。
ホモサピエンスが出アフリカに成功したのも、分裂気質という気質がそうさせたように思う。
一本の木は、寂しそうに見える。
しかし、一本の木は自由だ。
自分の中にも群れていたい自分と1人でいたい自分がある。
一本の木はいつか林を作ったり、森を作ったりするのかもしれない。
それでも、一本の木が僕にはかっこいいと思う。
これからも、一本の木に心が奪われるだろう。
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