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「ルピナスさん-小さなおばあさんのお話」(バーバラ・クーニー作、掛川恭子翻訳、ほるぷ出版、1365円)
ルピナスさんは、小さな女の子のとき、おじいさんから「世の中をもっと美しくするために、何かしてもらいたいのだよ」と言われる。大人になったルピナスさんは、おじいさんとの約束を守る。それから、年をとったルピナスさんは、孫に向かってこう言う。「世の中をもっと美しくするために、何かしなくては」
こうやって世の中を美しくすることが引き継がれていく。とてもきれいな絵。ほのぼのしくてくる絵本だ。
落合恵子さんからすすめられた。ぜひ、どうぞ。
鎌田實 2013年5月21日 (火) 08時00分 | 固定リンク Tweet