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若者たちの革命への思いは、満たされていないように思えた。長期独裁をしていたムバラク政権は倒せたが、新しいムスリム同胞団の政治に若者は満足していないようだ。デモで逮捕された仲間の釈放を訴えて、さらにデモが広がっていた。
エジプト人の性格は、淡白。「インシャアッラー」なるようにしかならない、とよくいう。そのエジプトの若者たちが立ち上がり、アラブの春を起こした。
しかし、若者たちが思ったほど、国は変わっていない。なんとかしないと、この国は、再び不安定な状況に戻るかもしれない。
鎌田實 2013年5月 5日 (日) 13時00分 | 固定リンク Tweet