青の洞窟
古代ローマ時代にすでに発見されていたという「青の洞窟」。
不思議な光を発する洞窟である。
洞窟には、小さな穴から入る。
お客さんが4人しか乗れない小さなボートでも、穴を通に抜けるときには、全員がボートの上で身を伏せなければならない。
その小さな穴が、光を屈折させて、あの独特の緑色とエメラルド色の美しい色を見せる。
光の屈折が、不思議な色に見せているのだ。
ローマ時代の人たちはすでにこの不思議な洞窟に気付いていたというからすごい。
我々の祖先は、美に対して敏感。
その不思議な色の向こう側に何かを感じ、祈った人もいたのではないだろうか。
洞窟のなかに身を潜めていると、美や神や言葉といった抽象的思考が広がっていく。
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